ホラーマニア様専用　怪しいラジオ御三家の一角　RAJISAN MK-59 年末の贈り物

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カテゴリー	テレビ・オーディオ・カメラ>>>オーディオ機器>>>ラジオ・コンポ
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専用品。他者の購入を禁じます。80年代のBCLラジオ全盛期(或いは少し後？)に名電工業から発売されたモデルです。販売価格は￥8900でBCLラジオとしては異常と言えるほどの安さ。中国製。立派なグリルの10cmスピーカー、旋回式ジャイロアンテナ、6バンド(公称10バンドですが)、可変式BFO、ファインチューニングダイヤル、2ウェイメーター、トーンコントロール等当時のBCLラジオに付いていそうなアクセサリは一通り揃っていて1万円を切る価格。乏しいお小遣いの少年達には魅力的なラジオだった筈です。但し、何となく安っぽいのは子供心にも分かるので、小遣いを叩いて買ったは良いが持っている事を仲間に自慢できず、ブームが去ると物置に置かれてゴミと埃にまみれてしまう、そんな感じの個体が多い様です。当時の中国の技術水準はまだまだだったと思いますが、内部を見ると意外としっかりと作られています。スピーカーはまあまあの大きさのフェライト磁気回路のついた10cm。アルミのセンターキャップはデザイン上のアクセントにもなっています。大きな躯体なので内部はスカスカですが、ある程度の密閉性は有り、内部迄余り埃は入っていません。短波用で独立したフェライトアンテナが内蔵されているのもそれなりに本格的な作りです。ネット上で何故か軍関係の無線傍受には矢鱈感度が良いと何処かに書かれています。このモデルと出自も構成も非常によく似た構成、機能のCF-1889を扱いましたがrajisanの価格は半分以下で良心的です。音もCF-1889より良く、最近の中華小型ラジオやスマホよりは楽々と大きな音で鳴ります。矢張りスピーカーの口径は必要です。このラジオは拡声機能が有りスマホともコードで繋げるのでご自宅でスマホスピーカーとして使うのも良さそうです。今回このモデルは9台目になります。中古市場にでる数が多い事は発売当時はそれなりに売れたという事でしょう。この個体は今迄扱ったこのモデルでは可成り良い状態です。メッキが弱く、金属部品至る所に錆が有るのが普通ですがこの個体には全く無く、ボリュームにガリが有った他は機能的にも完璧です。残念ながらアンテナは短めの代替品ですが曲がり無く引き出せます。ACコードは内蔵されています。状態は良いのですが元の機械の性能から高値では出せません。BCL再開希望の昔日の少年達に。

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